暖房の種類や特徴~メリットとデメリット~

暖房の種類や特徴~メリットとデメリット~

雪も降って寒くなりましたね。

とは言え、まだまだ11月です。

信州では、12月から2月3月までは寒さがピークになり、ホームセンターでも暖房器具がズラッと並んでいます。

でも、暖房器具って結局どれが一番いいのかよく分かりませんよね?

使う方によっても

A さん
空気が乾燥するのはイヤ!
B さん
燃費がいいのはどれ?
C さん
自然な温もりがいい!
D さん
小さな子供がいるので危なくない暖房器具がいい!

など、使う環境や家族構成などによっても、
求める物は違ってくると思います。

そんな暖房器具の種類や特徴、メリットやデメリットについてまとめてみました☆

 

色んな暖房器具の種類や特徴【エアコン】

エアコンの特徴

エアコンは、1台で冷房・暖房をこなし、機種によっては送風・除湿・衣類乾燥や結露抑制など様々な機能を持っていて、暖房器具の中でも性能で言ったら最高水準の性能を持っています。

室内機と室外機の2つがセットになっていて、住宅の気密性や室内温度の維持能力がある部屋向きです。

最近のエアコンは、人のいる位置や人の運動量、滞在時間までも感知することが出来たり、
身長や体型、大人か子供かまでも見分け、
部屋にいる人にとって一番快適な温度にしてくれます。

エアコンのメリット

  • 部屋全体を均一に温められる
  • 環境に優しい
  • 光熱費が安い
  • 壁付けなので設置スペースを取らない

エアコンのデメリット

  • 部屋を暖めるのに時間がかかる
  • 空気が乾燥しやすい
  • 暖かな空気が天井付近に溜まりやすい

 

おすすめの使い方
足元が冷たいのでサーキュレーターで空気をかき混ぜるか、床暖房との併用がおすすめです。

色んな暖房器具の種類や特徴【床暖房】

床暖房の特徴

床暖房は、大きく分けて2つのタイプがあり、
床の下に敷いた電熱線で温めるタイプと、温水を流して温めるタイプに分かれます。

熱源は、電熱線は電気、温水ポンプはガス・灯油・ヒートポンプ式があります。

足元からじんわりと温めてくれるので、
陽だまりのような温かさを感じることが出来ます。

床暖房のメリット

  • 火を使わないので安全。火傷の心配がない
  • ヒートポンプ式は大気の熱をくみ上げ温水を作るので、環境にやさしく、光熱費も安い。
  • 場所を取らない
  • 掃除が楽
  • 無音

床暖房のデメリット

  • 部屋が温まるのに時間がかかる
  • 設置のコストが高い

 

おすすめの使い方
広い部屋を長時間つかう場所におすすめです。

色んな暖房器具の種類や特徴【パネルヒーター・オイルヒーター】

パネルヒーター・オイルヒーターの特徴

オイルヒーターは、フィンの付いた密閉容器にオイルが密閉されており、電気を流してオイルを暖め放熱し、パネルヒーターは電熱線から直接放熱する暖房器具です。

パネルヒーター・オイルヒーターのメリット

  • 火を使わないので安全。火傷の心配がない
  • 空気を汚さず、ほこりがたたない
  • 部屋の温度が上がると保温効果が高いので温かさが持続する。
  • 薄いパネル状でスペースを取らない

パネルヒーター・オイルヒーターのデメリット

  • 温まるまでに時間がかかる
  • 断熱性能の悪い家には不向き

 

おすすめの使い方
狭くて寒いトイレや脱衣所などを暖めるのにおすすめです。

色んな暖房器具の種類や特徴【石油ファンヒーター】

石油ファンヒーターの特徴

電気と灯油を使って温かい風を起こし、足元から温めてくれる暖房器具です。

暖房器具の中では、一番即効性があり、威力があるので、
寒い地域には欠かせない人気ストーブです。

石油ファンヒーターのメリット

  • 速暖性が最も高い
  • 光熱費が安い
  • 設置場所を移動できる

石油ファンヒーターのデメリット

  • 灯油を購入したり、補給をする手間がかかる
  • 換気が必要
  • 結露しやすい

 

おすすめの使い方
短時間で部屋を暖めることが出来るので、室内の温度を上手く調整しながら使いましょう!

色んな暖房器具の種類や特徴【石油ストーブ】

石油ストーブの特徴

石油と電池で自然対流による暖房と、燃焼による遠赤外線による輻射熱の両方で部屋を暖める暖房器具です。

おしゃれでレトロな雰囲気のデザインなどもあり、インテリアとしても人気があります。

石油ストーブのメリット

  • 速暖性があり素早く部屋を暖めることが出来る。
  • 電池式なので停電時や災害時も使用できる。
  • ストーブの上でお湯を沸かしたり、調理ができる。

石油ストーブのデメリット

  • 灯油を購入したり、補給する手間がかかる
  • 換気が必要
  • 触ると熱い

 

おすすめの使い方
狭い部屋では温まりすぎることがあるので、広い部屋におすすめです。温度調整をしながら使いましょう!

色んな暖房器具の種類や特徴【薪ストーブ】

薪ストーブの特徴

薪を燃やして鋳物の暖炉や煙突を暖め放熱させる暖房器具です。

燃える炎そのものがインテリアになり、癒されます。

身体の芯から温まる熱が心地よく、じわじわと人気が出てきた暖房器具です。

薪ストーブのメリット

  • 一戸建てに1台あれば家全体が温まる
  • 空気を汚さない
  • お湯を沸かしたり、料理が出来る
  • 電源が不要
  • 消えた後も温かさが持続する
  • 乾燥しない
  • 最もインスタ映えする暖房器具

薪ストーブのデメリット

  • 煙突掃除が必要
  • 灰や煤の清掃が必要
  • 薪を集めておかなければならない

 

おすすめの使い方
自然の温かさや、おしゃれさを重視したい方におすすめです。

色んな暖房器具の種類や特徴【ペレットストーブ】

ペレットストーブの特徴

木を粉々に砕いて乾燥させ、圧縮成形した木質ペレットを燃料とするストーブです。

地球温暖化防止に貢献する環境に優しいストーブで、見た目は薪ストーブと似ていますが、
煙突は必要ありません。

ペレットストーブのメリット

  • 地球にやさしい
  • 地域によっては設置や燃料の補助がでる。
  • スイッチ一つで点火できたり、タイマー機能が付いている
  • 結露が発生しない
  • 二酸化炭素を排出しない
  • デザインの種類やバリエーションが豊富

ペレットストーブのデメリット

  • 多少の掃除が必要
  • ペレットが高い
  • ペレット以外は燃やせない
  • 薪ストーブほどダイナミックな炎を体験できない
  • 停電時には使用できない
  • ファンの音がする

 

おすすめの使い方
薪ストーブとファンヒーターの良いとこどりと言うイメージです。ただし、ペレットの購入費には自治体によって違うので注意が必要!
いかがでしたか?
部屋全体を温めるタイプ、局所的に温めるタイプ、温かい風で一気に温めるタイプ、乾燥をしないタイプ、じんわりと温めるタイプなど自分の住まいに合う暖房器具選びに参考にして、信州の冬に備えましょう!

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