要注意!「正月ボケ」を甘く見るな!原因&解消法
要注意!「正月ボケ」を甘く見るな!原因&解消法
正月休みが明け、仕事や学校が始まった方がほとんどだと思いますが、
今年は、お正月の曜日並びや成人の日などが上手く重なって、
長い大型連休になった方も多いんじゃないでしょうか?
さらに、今年は雪が少なめで天候にも恵まれた正月だった為、
旅行でリフレッシュしたり、それぞれ満喫できたと思います。
しかし、長い連休なら長い連休なほど、
仕事モード・勉強モードに切り替えるのも難しくなりますよね・・・(*´Д`)
たっぷり休んだのに規則正しい日常に順応できずに、
だるさが抜けなかったり、疲れやすかったりしている人も多いはず。。。!!!
重症の場合は、大変な病気になってしまう可能性もあるので、
無理せず切り替えていくことが大切なんです!!
そんなあなたの為に「正月ボケ」からうまく抜け出す方法をまとめてみました☆
「正月ボケ」になってしまう理由①【生活リズムの乱れ】
お正月明けに、やたらダルかったり、
疲れやすかったりする「正月ボケ」になってしまう理由は、
年末年始の忘新年会でお酒の席が多くなり、
夜遅くまで起きている日が続いたり、
寝正月で昼過ぎまでダラダラ寝ていたりする昼夜逆転の生活リズムのまま
いざ明日から仕事や学校!となってしまうと
急には身体が順応できずに疲れやすくなってしまうのが「正月ボケ」です。
「正月ボケ」になってしまう理由②【食生活の乱れ】
年末年始はご馳走が並んだり、外食する機会が増え、
それに伴い、日本人中でも約70%の人が体重が増加し、
その中の半分以上の人が2kgほど太っているようです。
特に、炭水化物を中心とした糖質(ラーメンや炒飯、パンなど)過多により、
脳が疲労すると言うデータもあります。
また、炭水化物は幸福感・満足感が得られる食材でもあり、
長い連休に炭水化物中心の食生活を続けることで、
インスリンが大量分泌され、血糖値が低い状態が続くと
自律神経が乱れ、疲労感、だるさ、朝起きるのがつらい、
思考力や集中力の低下、強い眠気、イライラ、感情の起伏が激しくなるといった症状が表れてしまいます。
さらに、こってりとした料理や味付けの濃い料理も内臓が疲れてしまい不調の原因となります。
「正月ボケ」になってしまう理由③【新陳代謝の悪化】
食生活が乱れ太ってしまうと、体が冷えて血液やリンパの流れが悪くなることも「正月ボケ」原因となります。
また、寒いからと言って部屋に閉じこもって運動量が減ってしまうことも
筋肉量が減り新陳代謝が悪くなる原因です。
「正月ボケ」になってしまう理由④【遊び疲れ】
休み中、ぎっしり予定が入っていて朝から身体も動かしているから私は大丈夫!と思っていても注意が必要です!
「一日遊んでどっと疲れた」という経験ありませんか?
実は、仕事や学校をこなした時の疲れと、一日遊んだ疲れを比べると
遊んだ時の方が疲れる人がほとんどなんです!
気持ち的には楽しくても、いつもと違う慣れない事をすれば体が慣れてないため普段以上のパワーを使います。
反対に、仕事や学校や普段から決まった時間に始まり終わり、やることもさほど変わらないので習慣化され
身体が慣れていて余分なパワーを使わず省エネで動くことが出来るんです。
つまり、遊び疲れが抜けずに、日常に戻った時に、省エネモードでこなせることもこなすことが出来ずに、
だるく感じるのかもしれません。
このような事から、リフレッシュ出来たようで、逆に健康ではなくなっているのが「正月ボケ」と言います。
「正月ボケ」をほおっておくと大変なことに!?
多少だるい日が続いても、「正月ボケはそのうち治る」と思って
軽く考えている方がほとんどかと思いますが、
しっかり意識して対処していかないと
『正月ウツ』になる可能性も否定できません!!!
大げさな~と思わずに、数日、眠気や倦怠感、集中力の欠如、無気力状態などを感じた方は、
季節性情動障害(冬季うつ病)の可能性があるので、
悪化する前に精神科・心療内科の専門医を受診しましょう。
「正月ボケ」を無理せず解消!
「正月ボケ」解消法①≪朝起きたらまずカーテンを開けよう!≫
太陽の光を浴びることによって、体を覚醒させ、
人間の心身を安定させてくれるセトロニンが分泌されると言われています。
理想は朝にウォーキングやジョギングが出来ればいいですが、
朝一番にカーテンを開けて朝日をしっかりと浴びるだけでも全然違います!
また、太陽の光は食べ過ぎやアルコール依存予防、軽症うつ病の予防にもなると言われており、
日照時間の短い北欧の国々はうつ病がダントツに多いと言うのも太陽に関係しています。
「正月ボケ」解消法②≪エクセサイズ≫
お正月なのに目の前のご馳走を我慢するなんて出来ませんよね?
最悪、お正月に太ってしまっても、つきたての脂肪は落ちやすいので頑張ってダイエットしましょう!
脂肪はほおっておくと、筋肉と絡み合って落ちにくいガチガチの脂肪に変化します。
冬に太ってしまっても、夏前にダイエットすればいいかなんて言ってると
結局痩せられなくて大変な思いをしますよ( ゚Д゚)!
軽い運動はストレス発散、リフレッシュにもなるので「正月ボケ」におすすめです!
「正月ボケ」解消法③≪ストレッチや頭のマッサージ≫
正月休み中、運動不足や寒さで凝り固まった身体をストレッチして柔らかくしましょう!
ストレッチは一日やっただけでは効果があまりありません。
10分でも5分でもいいので、仕事や学校の休み時間の合間を利用して毎日続けましょう!
自宅でやる場合は、体が温まり一番柔らかくなっているお風呂上がりが理想です。
また、「頭皮のマッサージ」もおすすめです。
頭皮やツボが密集している耳の周りを揉むと、
正月に暴飲暴食をした胃腸の調子を整えたり、
リフレッシュにもなります。
「正月ボケ」解消法④≪バランスの取れた食生活≫
正月ボケかなと思ったら、バランスの取れた食生活を心がけましょう!
肉、魚、卵といった動物性たんぱく質は疲労回復効果が高く、
ビタミン・ミネラル豊富な緑黄色野菜・果物も風邪予防におすすめです。
また、糖質過多はだるさの原因になると上記で書きましたが、
摂らなすぎも体温低下の原因になり新陳代謝が落ちてしまうのでバランス良く摂りましょう!
また、1月7日に豊作祈願、無病息災を願い七草粥を食べる習慣も、
ただ「7」に掛けているだけではなく、
お正月の暴飲暴食で、疲れている内臓を労わるために食べると言われています。
七草に使われるセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロには、
胃もたれ改善や、むくみ解消、二日酔い解消、ビタミン、ミネラル補給・美容効果など様々な効果があり、
まさに「正月ボケ」にぴったりな献立なんですね☆
「正月ボケ」解消法⑤≪無理しない!早寝≫
お正月にたくさん休んだ分、正月明けはたっぷり仕事が溜まっていても、
無理せずに早めに休みましょう!
まだ体が順応していないうちに無理をしてしまうと、
身体を壊してしまう原因になります!
気候的にも体が固くなり、疲れやすくなっている時期なので、
体が慣れるまで早めに休む事をおすすめします!
いかがでしたか?
そのうち慣れると思っていてもなかなか調子が出ない方は要注意です!
是非参考にしてみてくださいね☆