紙の銀行通帳に毎年手数料がかかる?メガバンクの経営悪化対策とは?
紙の銀行通帳に毎年手数料がかかる?メガバンクの経営悪化対策とは?
国内の大手銀行が、収益の悪化を理由に預金口座の維持コスト軽減対策を検討し始めたそうですね!
スマホや公共料金の請求書がウェブ請求書に移行しているとは言え、
主な預金や貯金などを管理している銀行のでは、
紙の通帳をしっかり記帳して管理している方も多いんじゃないでしょうか?
しかし、通帳自体は銀行側から無償で支給されるものであり、
銀行側にとったら、負担が重い紙の通帳を有料化し、
低コストのネット利用を促すという案が浮上しているようです。
ただでさえ銀行にお金を預けていても超低金利でほとんど金利が付かない中、
通帳を有料化したら、預金者に負担がかかり反発され客離れに陥る可能性もあると予想し、
銀行側も慎重に検討を進めているようです。
三菱東京UFJ銀行では通帳の有料化を議論
国内最大手の三菱東京UFJ銀行では、「通帳発行手数料」として
紙の通帳を使う預金者に毎年手数料を取るか、
通帳の記帳がいっぱいになり新しい通帳に切り替え発行する時に
手数料として預金者に負担してもらうなどの案が実際に今、議論されています。
反対に、紙の通帳を発行せずにネット通帳で確認する場合は無料のままになります。
三菱東京UFJ銀行は、来年19年には、ネット通帳を充実させる見通しで話が進んでいるようです。
お年寄りもネットが必要になってくる時代に
携帯電話の請求書も紙の請求書を希望する人には発行手数料をもらっている事から、
自然な時代の流れとも言えるため、すんなりと摘要される可能性が高いとみられています。
しかし、通帳までも有料化されるとなったら、
ネットに疎いお年寄りなど、紙の通帳の利用を続けたい預金者には負担が大きくのしかかります。
そのため、移行するにあたっては、どんな方にも分かりやすいシステム導入や、
完璧なセキュリティが課題になってきます。
また、現在でも増加中の「オレオレ詐欺」でも、
今まではお年寄りが銀行に出向いて振り込んだり、
大金を引き出したりしていたため、
銀行員や周りの人の気付きで防げていたものが、
ネットで自宅で管理するようになったら、
更に被害が拡大することも懸念されます。
それらは、自己責任と片付けるのではなく、
社会全体で考えていく必要があると思います。
また、携帯電話会社のように、何気ない感じでウェブ請求書に移行するのではなく、
預金者の理解を得た上での移行を検討してほしいものですね!
しかし、近い将来、ネットがどの世代にも必須なコンテンツとなり、
紙の書類がなくなる事は間違いないようです。
いかがでしたか?
私は、60歳以上の方は通帳手数料無料にするのも手だと思います。
銀行側も楽になって、預金者も理解が得られる方法が見つかると良いですね!