人工芝のお手入れ特集SP
人工芝のお手入れは必要?掃除はどうするの?
天然芝と違い、メンテナンスフリーで冬でも青々ときれいな人口芝。
最近、外構工事をいただくお客様でも人工芝を依頼される方がダントツに増えてます。
もちろん年間通して変わらぬ見た目を保ってくれる人口芝ですが、
長年使っていると砂ぼこりの汚れや、芝草がへたってしまったり、見栄えも悪くなるもの。
人工芝はメンテナンスフリーといっても、全くメンテナンスしなくていいわけではありません!!
せっかくのキレイな人工芝を保つためにも、お掃除の仕方や注意点などをまとめてみました。
人工芝のメンテナンス『落ち葉や目に見えるゴミ』
庭木などが近くにある場合は、落葉などが積もります。
天然芝と違い、人工芝は落ち葉が地面に還り栄養となることはありません。
そのままにしておくと、腐敗してしまうのでホウキや熊手などで掃除をしましょう。
人工芝のメンテナンス『砂ぼこり』
どんなにほうきでキレイにしていても、長年使っていると砂ぼこりが風で舞ってきたリ、雪にまじっていたりして徐々に蓄積してしまいます。
見た目には分かりにくいですが、土や砂は放置しておくと人工芝のクッション性を損ねたり、水はけ用の穴を目詰まりさせてしまいます。
これを解消するには、掃除機で吸い取ったりブロアーで吹き飛ばしてキレイにしましょう!
私の家では掃除機は、家の中用と芝生用と使い分けています。
芝生用は、T型の吸い込みノズルはブラシが回転しない方がおすすめ。
安い人工芝だと、縫ってある芝草が巻き込まれてちぎれてしまう事も。
芝草の生えている方向に沿って、優しく当てる感じで吸い取りましょう。
また、広範囲の場合はブロアーの強い送風で吹き飛ばしてしまうのも手!
ホームセンターで買えばそんなに高いものではないので、1台持っておいてもいいかもしれませんね!
人工芝のメンテンナンス『芝草が倒れてしまう』
同じ場所に重いものを置いたり、歩行が頻繁な場所は徐々に芝が倒れてきます。
ときどきナイロン製のデッキブラシでブラッシングをして芝草を立たせてあげるとクセがつかずにふさふさの芝生が保てます。
やり方は、芝目を逆に逆毛を立てる感じでブラッシングすればOK。
また、定期的なブラッシングには、水はけ穴の目詰まりも防ぐことができます。
人工芝のメンテナンス『液体汚れ』
飲料水やオイル・洗剤類をこぼしてしまった場合は、早めに水で洗い流すことによって変色・カビ・傷みを防ぐことができます。
また、動物の糞尿や油ものなどベタつくものをこぼしてしまったときは、乾いた雑巾に中性洗剤をつけふき取り、水洗いしてから自然乾燥させましょう。
人工芝の注意点
人工芝を傷めないためにも、注意すること、コレはやってはいけないという事があります。
まず、重いものを長期間置かない!
植木やプランター、ベンチなど重いものを同じ場所に置いておくと、芝草が寝てしまい元に戻らなくなってしまいます。
定期的に場所を移動し、葉をデッキブラシなど起こして、ふさふさな芝を保ちましょう。
もうひとつは、車を停めないこと!
これも芝草が寝てしまうのはもちろん、発進や停車時のタイヤの摩擦により、芝草が痛んでしまい、ちぎれたりボロボロになりやすくなります。
人工芝を駐車場に使いたい場合は、タイヤがのる位置にコンクリートやアスファルトで舗装し、タイヤの間やサイドに人工芝を張ったり、
小道に場合は、頻繁に歩くラインに沿って平板を設置すると見た目もおしゃれになりますよ(^^♪
耐久性のある人工芝を選ぶのも大切!
安いものを選んでしまうと、1年ほどでボロボロになったり色落ちしてしまうものもたくさんありますが、
きちんとしたものを使えば10年はキレイに保つことができる人工芝。
その中でも抗菌・抗UVなど機能性に優れたタイプや、丈夫で水に強いタイプもあるのできちんとした人工芝選びをすることで、長い目で見るとお得になります。
また、ただ地面の上に敷いたり、コンクリートの上に敷くだけでは水はけが悪いので、
水はけの悪い土地は暗渠排水をしたり、防草シートを敷くなどして、下地作りも重要です!
メンテナンスが必要といっても天然芝よりも圧倒的に手間のかからない人工芝。
長く快適に使うためにもぜひ参考にしてみてくださいね!!
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