薪ストーブで出た”灰”には使い道がある?灰の活用法

薪ストーブで出た”灰”には使い道がある?灰の活用法

昔はどこの家でも火を焚いて暮らしていました。

今では、石油ストーブやエアコンが一般的で、
更には、火を家の中で一切使わないオール電化なども人気ですよね!

しかし、近年、一戸建てのお宅では「薪ストーブ」を導入する方が多くなっています。

心地よく身体の芯まで暖まる火の自然の温かさや、
環境への意識の高まりなど、
自分自身の暮らしに本当の豊かさを手に入れたいという想いから
薪ストーブがじわじわと人気になっています。

 

そんな薪ストーブ、グリーン企画でも使っているのですが、薪を焚くと当然ですが、灰が出ますよね!

定期的に灰を掃除しなければ火力も弱くなってしまいます。

出た灰は、完全に鎮火してからハードコンテナーに貯めていますが、
ひと冬で出た灰を集めてみると結構の量になりますね!

まだ11月なのにこんなに( ゚Д゚)↓  ↓

 

 

そんな灰、実は色んな活用法があるって知っていましたか?

便利な活用法はこちらです!!!

 

薪を焚いた灰の活用法庭の肥料になる!

 

灰は、アルカリ性でありカルシウムとカリウム、
過里成分とミネラルを多く含んでいるため、
優れた天然肥料になるんです!

酸性雨により栄養のない土地になってしまっても、灰を撒くことによって
土の酸度矯正をしてくれて、栄養のある土地にしてくれるんです!

 

それだけでなく、土壌の善玉菌を活性化させ、病原菌を防いでくれるので
野菜の生育も早くなり、味も美味しくなっちゃうんです!

 

また、家庭菜園でジャガイモを育てている方は
ジャガイモの種芋の切り口に灰を塗ると、消毒効果があるので腐りにくくなり
ます。

また、球根や根茎の株分けの時にも
切り口に灰をたっぷりつけてから植えると
萌芽率が高くなります☆

 

家庭菜園の害虫駆除が灰で出来る!?

そして、ちょうど今の時期、カメムシが大量発生して、
洗濯物やら、薪にもたくさん付いています。

カメムシは飛んでくるので、その影響もありますが、
家庭菜園などをやっているお宅は、カメムシを子供の頃から育てている可能性も!

灰は農薬の効き目がある事から、灰を水に溶かした液を作り散布すると
アブラムシやカメムシなどの害虫を化学農薬なしで駆除できます。

小さいお子さんがいるお家は特に殺虫剤などは使いたくないと思うのでおすすめです。

 

ただし、室内には使用できないので、家の周りや家庭菜園、畑などに使用しましょう!

 

 

雪が早く溶ける!灰の便利な活用法

さらに、これからの時期、雪が今年もたくさん降ると思いますが、
雪の上に灰を撒くと早く溶けます!

光は黒い方が熱を吸収しやすく熱くなるのはご存知ですよね?

その原理で灰を撒くのですが、
灰は、そもそも天然素材であり、撒いたところで環境に悪いものではありません。(逆に栄養になる( *´艸`))

さらに、ホームセンターなどに売っている灰の肥料「苦土石灰」は
雨が降っても残りますが、天然の灰でしたら雨や雪解け水で流されて残りません。

ただ、見た目が悪くなったり嫌がる方もいると思うので、
自分の庭や私道でしたら問題はないと思います。

 

他にも、昔は鍋に付いたススを取るために灰を使ったり、
油汚れの洗剤がわり、わらびのあく抜きなどに使われていたそうですよ☆

冬に暖をとった後の「灰」を、家庭菜園から栄養に変えてみませんか?

 

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