佐渡旅行No.7(2日目)~北沢浮遊選鉱所場跡~佐渡金山~

社員旅行記『佐渡島の旅』⑦

朝一で訪れた、潮風と景色が気持ちいい尖閣湾揚島遊園を後にしたご一行。

佐渡旅行No.6(2日目)~尖閣湾揚島遊園&佐渡らしい水族館~

 

 

 

かつて栄えた滅びゆく街ラピュタを思わせる「北沢浮遊選鉱所場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)」

次に向かうのは「北沢浮遊選鉱所場跡」です。

 

ここは、佐渡の鉱山産業が栄えていた頃、鉱物の選別・加工・処理などが行われていた大工場の跡地なのですが、その姿がまさにジブリ映画「天空の城ラピュタ」に酷似していると話題になっています。

かつて栄えた滅びゆく街ラピュタを思わせる「北沢浮遊選鉱所場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)」

お城の堀のように囲まれた場所、奥に建つ朽ちかけた城のような巨大な建物。

 

 

 

かつて栄えた滅びゆく街ラピュタを思わせる「北沢浮遊選鉱所場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)」

苔やツタで覆われた建物はまさにラピュタの世界観そのものです。

 

かつて栄えた滅びゆく街ラピュタを思わせる「北沢浮遊選鉱所場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)」

優に100mを超す巨大施設に圧巻!

 

 

そして同じ敷地内には、古代ローマの巨大円形遺跡コロッセオのような「シックナー」という施設も↓

かつて栄えた滅びゆく街ラピュタを思わせる「北沢浮遊選鉱所場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)」

(手前の軽トラが雰囲気台無しですが・・・)

この場所にはこのような巨大施設が点在しています。

 

かつて栄えた滅びゆく街ラピュタを思わせる「北沢浮遊選鉱所場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)」

この大工場が実際に稼働して佐渡金山が栄えていた時代、

日本はまさに第二次世界大戦(太平洋戦争)中であり、

誰もが貧しい生活を強いられる時代でしたが

佐渡は「黄金の島」と言われ、

この工場の規模は東洋一の大きさを誇り、

佐渡の人々はとても裕福な暮らしをおくることができたそうです。

 

かつて栄えた滅びゆく街ラピュタを思わせる「北沢浮遊選鉱所場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)」

ラピュタのモデルになったと言われている観光名所は国内外各地にあるけど、

まだここはあまり知られていない穴場なんだって!!

夜はライトアップがされたりととても幻想的なスポットなので、ラピュタ好きの方は是非!

 

 

金が湧いて出た宝の山「佐渡金山 宗太夫抗(そうだゆうこう)」

そして、次は佐渡に来たら絶対欠かせない観光メインスポットの「佐渡金山 宗太夫抗」へ!!

「令和元年」の横断幕が掲げられた立派な山門がお出迎え。

 

金が湧いて出た宝の山「佐渡金山」

 

黄金の山「佐渡金山」の入場券は、光り輝く黄金色です!!

金が湧いて出た宝の山「佐渡金山」

 

チケットを切ってもらい、地下奥深くに続く坑道を降りていくと、す-------ッと汗が引くほど温度差があり、ひんやりするほど肌寒い空気に。。。(; ・`д・´)

金が湧いて出た宝の山「佐渡金山」

金が湧いて出た宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

 

 

とにかく地中奥深く下へ下へ降りていくと・・・

 

 

「本物の人間(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)!?」

 

・・・と見間違えるほどリアルすぎる人形を使った当時の再現!!!

 

 

 

このように、アリの巣のように掘り下げていくようです(; ・`д・´)。

 

こんなに狭い場所にこの人数(;´Д`)

 

 

 

 

 

金が湧いて出た宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

穴も人一人通れるかくらいの狭さ・・・

 

 

この坑道内は今観光地向けに整備はされて、空調も整ってますが、当時は空調なんてないだろうし、空気も流れることなく滞り、ジメッとした重い空気の中の仕事は息苦しかったんじゃないかと思います。

人形は本物の人間と変わりない大きさで作られてますが、とにかくとっても狭く、圧迫感がすごい!

金が湧いて出たあ宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

 

 

 

しかも、人形のクオリティの高さ!!

リアルすぎる人形だからこそ、いかに辛くてきつい仕事だったかしみじみ伝わる・・・

 

金が湧いて出た宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

ついついお賽銭投げてしまう気持ちもわかるかも…

 

 

佐渡金山では職人さんも多く働いていましたが、今で言うホームレスや罪人も佐渡に多く送られ更生や見せしめのために働かされていたようで、そういった人たちは一度鉱山に入ったら何年も地下に潜ったまま休みなく働かされた、とのこと。

そんな劣悪な労働環境下で働く者は、命が10年もたずに若くして亡くなる方も少なくなかったようです…

金が湧いて出たあ宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

 

どんなに儲かる仕事だとしても、命をすり減す生き地獄のような仕事は絶対やりたくないなぁと思いました。

 

 

 

 

 

暗い坑道を抜け、別棟につながる展示資料館へ繋がっている連絡通路。

リアルすぎる人形だからこそ、いかに辛くてきつい仕事だったかしみじみ伝わる・・・

たった数10分見て回っていただけなのに、外に出るとすごい開放感!!

ただ室内にいる、とはまた別の感覚で、なにかこの中だけ時が止まっているような、苦しさと過酷さと苦しさみたいなものが渦巻いている感じ。

やっぱり日の光ってすばらしい!

 

 

展示資料館では、縮尺1/10の500体の人形を使った模型で、当時の仕事の様子を知ることができます。

 

 

金山坑道入口▼

佐渡金山絵巻

 

「勝場(せりば)」▼
金銀の含有量に応じて、い・ろ・はの袋に分ける。

佐渡金山絵巻

 

身分の低い人々が働いている横で、お役人は酒盛り▼

佐渡金山絵巻

 

土間で小判を作る職人と、不正しないか見張る役人▼

佐渡金山絵巻

 

 

 

その時代時代に作られた金貨も多数展示してあり、間近で見ることができました。

佐渡金山絵巻 金貨

 

 

 

そしてそして、本物の純金の延べ棒を手に取ることができます!!!

その価値、なんと時価6000万円とのこと!!!!!

 

 

これが時価6000万円の金塊だ!!

佐渡金山金の延べ棒を取り出すチャレンジ!

「ショーケースの中にある本物の金塊を穴から手を入れて、ショーケースから取り出せたらシリアルナンバー入りの金箔カードがもらえる!」というチャレンジ!!!

 

 

制限時間は30秒!

 

 

佐渡金山金の延べ棒を取り出すチャレンジ!

 

 

みんな必死でチャレンジするも、なにせ手を入れる穴が小さくて、男の人たちは少ししか手が入らない・・・( ;∀;)

そして、金塊の重さは12.5kgという重さ!!

米袋より重いので、片手では持ち上げることさえもできずに、誰もチャレンジはクリアできませんでした。

 

腕の細い女の人ならだいぶ奥まで腕を入れることができますが、指で12.5kgを掴んで持ち上げることはなかなかできず・・・。

 

 

指の力がすごいボルダリングやってる人なら取り出せそうですね!!

 

 

 

展示室を出ると金にまつわるお土産もたくさんあり、

金箔入りカステラを購入しました!!

 

売店では金箔ソフトも食べれます(^^♪

金が湧いて出たあ宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

 

庭の池にいた鯉も金!!!

金が湧いて出たあ宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

 

 

金が湧いて出たあ宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

金が湧いて出たあ宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

佐渡金山についてもとても分かりやすく知ることができましたし、

大人から子供まで楽しめる佐渡に来たら絶対に外せないおすすめスポットです!!

また、6000万円の本物の金の延べ棒に触れることなんてないので、それもいい経験になりました(^^♪

 

金が湧いて出たあ宝の山「佐渡金山 宗太夫坑」

 

 

佐渡金山 宗太夫抗を出てバスへ戻ると、ガイドさんが佐渡おけさ(佐渡に伝わる民謡)に衣装替えしていました!!

佐渡金山 宗太夫抗を出てバスへ戻ると、ガイドさんが佐渡おけさ(佐渡に伝わる民謡)に衣装替えしていました!!

 

 

2ショット写真撮っていただきました!!

佐渡金山 宗太夫抗を出てバスへ戻ると、ガイドさんが佐渡おけさ(佐渡に伝わる民謡)に衣装替えしていました!!

トキ色のお着物に

頭にはおけさ笠と言われる笠を目深にかぶって素敵ですね!

 

 

 

―――佐渡旅行No.8へ続く―――

 

 


 

 

 

 

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