りこぼうの下処理と美味しい食べ方

キノコの季節がやってきましたね。
伐採の仕事をしていると、秋のきのこに出会います。
こちらは、リコボウ!

塩尻市や安曇野市、松本市の山でもよく見られるきのこです。

正式には「ハナイグチ」と言うそうですが、長野県では「リコボウ」や「ジコボウ」と呼びます。
リコボウは、表面が赤茶色で光沢がありなめこのようにぬめりがあります。
傘の裏の部分は網状になってアミタケ科のきのこです。

 

リコボウ(ジコボウ)の下処理のやり方・コツ

リコボウは、とっても美味しいきのこです。
その証拠に虫たちも大好物です。
リコボウをとったら、まず傘の裏を見てみましょう。
結構、虫が食っている場合も多いです。
しかし、下処理をしっかりすれば、虫が食っていても食べることができます。
リコボウの下処理のやり方は、ボールに塩を多めに入れ食塩水を作ります。
そこへ、リコボウを入れ、半日から1日付けておきます。

(水に浮いている細かい白いのが虫です)

普通に水洗いをよくしただけだとこの虫は取れません!

そうすると、中にいた虫たちが出てくるので流水で洗いましょう!

(※リコボウ(ジコボウ)はアシが早いので、採ってきてその日のうちに下処理をし、その日か翌日には調理しましょう。切ってみて茎の中の方までキレイな黄色だと新鮮な証拠です。)

 

リコボウ(ジコボウ)のおすすめの食べ方

 

美味しいレシピ【きのこ汁】

鍋や味噌汁など煮る系の料理にすると良いお出汁が出て美味しいです。

普通のお味噌汁の具としてもシンプルに美味しいですが、
サバ缶をいれたきのこ汁は絶品!!!

サバの脂と旨味がつるんとしたリコボウやあみたけと、これまた合う!!!

豆腐や豚バラを入れても美味しいです!

美味しいレシピ【きのこ汁】

 

美味しいレシピ【お鍋】

鍋はきのこの味を存分に感じられる水炊きがおすすめです。
おすすめはごぼうの笹ガキも一緒にいれると、リコボウとの組み合わせが絶妙でおいしいですよ☆

 

 

美味しいレシピ【おろし和え】

また、サッと茹でて大根おろしと和えたリコボウのおろし和えは一番ポピュラーな食べ方で、お酒のおつまみにもよくありますね!
(白だし、ポン酢、醤油で味付けしました。めんつゆでもOK!)

 

 

美味しいレシピ【キムチ納豆】

美味しいレシピ【キムチ納豆】

納豆とキムチをよく混ぜ、茹でたリコボウを和えるだけ!

お酒のおつまみにもおすすめのレシピ!

それだけじゃなく、納豆+キムチで善玉菌を増やし、りこぼうの粘りは免疫力アップの効果もあるので、美味しいだけじゃなく、身体にいい!というのも嬉しいですね!!

 

 

美味しいレシピ【天ぷら】

また、天ぷらにしても美味しいです。

きのこの天ぷらと言えば、しいたけや松茸のイメージですが、
りこぼうも油料理との相性抜群!

つるんとした食感なのに、サクサクの天ぷらで、秋にしか味わえない一品です!

麺つゆでもいいですが、塩で食べてもリコボウの味がそのまま感じられます。

ぜひ試してみてくださいね!

 

追記:リコボウの美味しいレシピ【和風お寺カレー】

秋のリコボウ入り和風カレーのレシピ

胡麻と赤味噌など、日本の調味料を使ったお寺カレーのアレンジレシピです!

とっても美味しかった(≧▽≦)

レシピはこちら↓

リコボウ和風カレー

 

 

追記:もっと美味しく!りこぼうの食べ方レシピ

レシピ:りこぼうそうめん・

りこぼうとあみたけの下処理と美味しい調理法

 

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